第3回 証券会社選び
さて、第3回では中国株を取り扱っている各証券会社について取り上げたいと思います。証券会社選びは利益にも直結する大変重要なことです。もし証券会社選びで失敗をしてしまうと、情報不足や高い手数料のため利益の出にくに体質になってしまうかもしれません。くれぐれも証券会社選びは慎重に行いましょう。 さて現在、中国株を取り扱っている代表的な証券会社には東洋証券、藍澤証券、内藤証券、ユナイテッドワールド証券、DLJディレクトSFG証券があげられます。この中でユナイテッドワールド証券、DLJディレクトSFG証券に関しては香港株のみ取り扱いということになっています。最低取引額と特徴は以下の表のとおりです。
*現地手数料の欄に記載されている数字は委託手数料のみです。 まず、自分が買いたい銘柄を取り扱っているかどうかを確認します。取り扱っている証券会社をピックアップできたら情報提供システム、入金・出金関係を調べます。そして、手数料などの取引に直結する部分を調べ比較します。外国株式を取引する場合は決済通貨がなんであるかを確認します。ここが外貨の場合、売買たびに為替手数料を取られることがないため圧倒的に有利な取引をすることができます。意外に知られていませんが割と売買回数の多い方にとっては非常に重要です。
次に各証券会社の特徴を詳しく見ていきたいと思います。 |
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内藤証券 〔メリット〕 ・上海B株、深センB株の取引に関しては手数料が管理人の知る限り最も割安です。 ・国内株式の最低取引手数料が500円と他の証券会社と比べずいぶんと安い。 ・中国株に力を入れているため、銘柄レポートがしっかりしている。 ・口座維持手数料がかからない。 ・上海B株、深センB株に関して、単位株から取引を行うことができる。 〔デメリット〕 ・香港株に関しては取り扱っている銘柄が限られている。 ・取引のたびに為替手数料がかかるため短期売買には向かない。 |
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ユナイテッドワールド証券 〔メリット〕 ・香港ドルで決済を行っている(口座を香港ドル建てで管理している。)ため、売買のたびに為替手数料が発生しない。 ・非常に貴重な香港市場上場企業の財務諸表を提供している。 ・なんといっても、国内手数料が0である。 ・ポートフォリを管理機能がある。(売買シュミレーションもある。) ・おそらく、最も短期売買をするのに適した証券会社であると思われる。 〔デメリット〕 ・香港株のみの取り扱いである。 |
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藍澤証券 〔メリット〕 ・韓国や台湾など中国以外のアジア株についても投資を行うことができる。 〔デメリット〕 ・他の証券会社に比べて手数料が割高である |
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東洋証券 〔メリット〕 ・ログインしないと見ることができないが、MONTHLYレポートは大変参考になる。(以前は口座を持っていなくても見ることができた。) ・企業ニュースに関しても、検索機能がついていて非常に使いやすい。 〔デメリット〕 ・最低取引金額が10万円以上となっている。 ・他の証券会社に比べて手数料が割高である。 |
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DLJディレクトSFG証券 〔メリット〕 ・10万円までなら国内手数料500円と非常に安い。 ・現地手数料が0であるため実質的手数料は最安値レベルとなっている。 〔デメリット〕 ・取り扱い銘柄が香港株の155銘柄と少ない。 ・情報がやや少ないため、他のサイトと併用することになる。 |
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管理人の個人的な感想 管理人は内藤証券とユナイテッドワールド証券の組み合わせを使っています。。国内株式は内藤証券で中国株に関しても内藤証券とユナイテッドワールド証券をうまく使い分けています。ただ、管理人は投資信託や日本株の情報を集めるためにE-TRADE証券にも口座を開いています。今後、他のアジア株の取引をすることになれば藍澤証券に口座を開こうかと考えています。また、最近は5万円以内の小型の取引が多いのでDLJディレクトSFG証券についても考え中です。 みなさんも、自分の投資スタイルに合わせて、最適な証券会社の組み合わせを見つけてみてください。第4回では管理人が投資をする上で最も重要と考える中国株に関する情報収集について取り上げたいと思います。 |
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