第2回 中国株の特徴
第1回では中国株の魅力について取り上げたので、「中国株入門」第2回ではさらに中国株について知ってもらうために、中国株の特徴について取り上げたいと思います。日本の株式市場とずいぶん違う部分があるので最初はとまどうかもしれませんが基本は日本の市場と同じで両者の違いをしっかり把握すれば理解しやすいと思います。 中国株の種類 中国株を取引するに当たってまず知らなければならないのは市場の種類と特徴です。中国の株式市場には表1の通り、3つの市場8種の株式があります。この中で外国人(日本人やアメリカ人など)が取引を行うことができるのは上海B株、深センB株、香港市場のH株、レッドチップ、GEM、その他の6つです。さらに、取引できる株式でも上海B株は米ドル建てでの取引となり、深センB株や香港市場(H株、レッドチップ、GEM、その他)での取引は香港ドル建てでの取引となります。当然、円建てでは取引できないので円から香港ドル、米ドルに交換するにあたって為替手数料が発生します。為替手数料は証券会社によって異なってきますので詳しくは第3回で取り上げたいと思います。(取り扱い銘柄にも違いがあるのでそのあたりも第3回で取り上げます。) 表1 中国株の特徴と種類(2004/1/1現在)
*A株市場とB株市場に重複上場している銘柄の中には同じ株式でありながら、株価に格差が存在する銘柄もある。 日本の市場との違い
また、成り行き注文ができないというのも中国株の特徴です。そのため、出来高の少ない銘柄ではなかなか約定することができないという場合がありえます。 立会時間に関しては日本と時差が1時間しかないため、国内株式投資をしたことがある方ならほとんど違和感なく取引できると思います。なお、会計制度の違い、A株B株統合問題、国家株放出問題、QFII、QDIIといった事柄については中国特有の問題の回に詳しく取り上げたいと思います。
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
SEO | [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送 | ||