第1回 中国株の魅力


「中国株入門」の記念すべき第1回はなぜ管理人が中国株に注目しているかを取り上げたいと思います。管理人が中国株を始めたきっかけは簡単にまとめると下の3つの理由によります。

1.今後、中国国内でビックプロジェクトが目白押し

2.驚異的なGDP成長率

3.様々なリスクの軽減

急速なインフラ整備
まず、1についてですが2000年から西部大開発が始まり、2004年には上海でF1開催、2005年には香港ディズニーランドのオープン、2006年には上海ユニバーサルスタジオがオープン、2008年には北京オリンピック開催、2010年には上海万国博覧会開催といったように様々なイベントが立て続けに行われます。
これらのビックイベントは中国国内に大量の人を集めます。大量の人を受け入れることができるように政府は急ピッチで交通機関、インフラ等を整備しています。交通機関、インフラ等の整備によって経済成長の土台が整いつつあると管理人は考えます。

株式投資は途上国へ
次に2についてですが、中国のGDP成長率は日本の高度経済成長期ほどとはいえませんが、10年以上7%以上のGDP成長率を記録しています。また、政府は今後も同様に高いGDP成長率を維持していきたいと考えているようです。高いGDP成長率に後押しされ、国内経済も順調に発展していくことでしょう。国内経済が順調に発展していけば企業も十分な恩恵を受けることができ、株価も上昇すると思われます。

リスクの軽減
次に3についてですが、「富める者から先に富め」というケ小平の言葉が示すように、中国政府の政策が改革開放政策に転換したようです。これを受けて経済力に関して持てるものの数が増大し、政府が持てるものの存在を無視できなくなり、「資本家や企業経営者も共産党に入党できる」としたため、資本家、企業経営者、ひいては投資家に対して著しく不利な政策は採りにくくなったと思われます。その流れを受けて、今後も投資家の期待を裏切らないような政策が行われるのではないかと管理人は考えます。
中国の会計制度に不信感をもたれる方もいらっしゃると思いますが、近年、中国の会計制度に関する法整備は急激に進んでいるようです。一例を挙げると、以前、決算報告は本決算と中間決算を公表していましたが、2002年からはさらに厳しく四半期決算を行うようになりました。それでも、「監査人の辞任」など中国の会計制度の不透明さは払拭しきれませんが、IRに積極的な企業も多数あり、徐々にクリアになっていくのではないかと思います。(アメリカにおいてでさえ、エンロンのように粉飾決済をする企業が存在するので懐疑的になりすぎるのもどうかと思います。)

心構え
最後に、いくら中国株が有望だからといって、すべての資産を中国株に投資するのではなく余裕資金でのんびりと中国株に投資するのが失敗をしないコツだと思います。あくまでもポートフォリオの一角、分散投資のひとつの選択肢として考える姿勢が大切です。
まだ管理人も資産運用を始めて1年ちょっとということで未熟な部分もありますが、読者の皆様とともに成長していくことができればと思いますので、今後ともよろしくお願いします。
次回は中国株の特徴について取り上げたいと思います。
  中国
1992年 14.2%
1993年 13.5%
1994年 12.6%
1995年 10.5%
1996年 9.6%
1997年 8.8%
1998年 7.8%
1999年 7.1%
2000年 8.0%
2001年 7.3%
2002年 8.0%


                                                                  

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